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2013.12.13 玉造温泉と縁結び

こんにちは!

師走に入り紅葉が一段と色付き、寒さも増してきました。当苑では、利用者様の入浴に温泉に入ってもらい、温まってもらっています。(嘘です。ちょっと広いお風呂です)

さて、私の実家がある玉湯町では温泉と縁結びスポットが脚光をあびており、観光客の皆様に好評の様です。

はじめに温泉ですが、玉造温泉と言いまして、古来より万病に効く温泉として有名です。「出雲国風土記」にも記されており、その記述をみると「一度濯げば形容端正しく、再び浴すれば、萬病悉に除こる、古へより今に至るまで、験を得ずといふことなし、故、俗人、神湯といふなり」と書かれてあり、一回洗えば容姿が美しくなり、再び入浴すれば全ての病気が治るという事から、当時より神の湯と呼ばれていたそうです。実際に、この温泉は万病に効果があるといわれています。(容姿が美しくなるか否かはわかりません!)

次に縁結びスポットですが、当地に玉作湯神社という社があります。祭神は、勾玉作りの神様「櫛明玉命」・温泉療法の神様「少彦名命」・そして縁結びの神様「大国主命」です。櫛明玉命は、三種の神器の一つである「八坂にの勾玉」の製作者であり、古来この地方の豪族が朝廷に参集する時はここ玉造の地で作られた玉を持って行ったそうです。

境内には、「願い石」・「叶い石」なるものがありまして、縁結びの御利益があり、今の婚活ブームとあいまって毎月たくさんの人々が訪れています。

また、神社前の宮橋【別名:恋叶い橋】で、神社の鳥居と一緒に写真を撮ると、恋が叶うそうです。(ホントなのか??)

温泉街の中心を流れる玉湯川には、幾つか足湯に浸かれる所があり、散策で歩き疲れた足を玉造温泉の成分で癒すには絶好の場所です。日々の疲れを「神の湯」で癒してみてはいかがでしょうか。

看護師・青砥 でした。